港町セイラム。ピーボディ・エセックス博物館のエントランスに飾ってあるアヴァンティ 1964モデル。

昔の航海組合では、遠い異国の産物や工芸品を収集して
持ち帰るのが一種の義務となっていました。
そうして集められたモノがここに保管されています。

船首に祀るフィギュア・ヘッド
企画展示でターナー展をやっていました
絵を見ていると、海に出ることがかつてはいかに冒険であったか、と思います。
命がけで掴むハイリスク・ハイリターンの荒稼業。
そしてアメリカ人（の祖先）は渡海の民だったのだなあと感じ入ります。
質実な生活を良しとする姿勢と、力づくの荒稼ぎを良しとする気性の混在。

日本に関わる収蔵品も多い。上の絵画は往時の長崎出島の風景。
実際に海に囲まれていたことがわかります。

セイラムは魔女の町としても知られ、町中に魔女や魔法や海賊やの
テーマ館があります。

セイラム魔女ミュージアム　魔女騒動の再現劇が見られます

街角　17世紀風の衣装を着た女性ガイドさん

埠頭端の船長レストランでフィッシャーマンズ・シチューをいただきました。
ホタテ、タラ、エビ、セロリ、ジャガなどの入った濃厚なクリームが美味。
パンの中をくり抜いて器にしているのが漁師風なのかな。デカいです。