No.54 ヴュルツブルク
ドイツ ロマンチック街道の起点(北端)にあたる中世以来の古い宗教都市。
7世紀にアイルランドの僧がキリスト教を広めて、8世紀中頃に大司教座が置かれた。
フランケン地方の中心で、1168年にフリードリッヒ赤髭王が大司教の領主権を認め、
以来、ナポレオンの台頭まで司教が政権を握っていた。
誰か有名な歴史学者の本にこの町に滞在した思い出が語られていたはずだが、
何という本だったか…(探したけど見当たらなかった)。
往時は星形の市壁が町を取り巻き、たいへんな権勢を誇ったものだという。
伝統ある大学町でもある。(市壁は取り払われた)
町から見上げるマリーエンベルク要塞
要塞の出入り口のトンネル
1201年の築城。以来 1719年まで大司教の居城となっていた。
東の斜面はぶどう畑。 ヴュルツブルクはフランケンワインの集積地でもある。
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