ひま話 ヒューストン自然史博物館 (HMNH)  その1 (2015.10.7)


ニューヨークの自然史博物館、ワシントンのスミソニアン博物館を筆頭に、
ロスアンゼルス、デンバー、ヒューストンなど各地におそるべきコレクションが
点在するアメリカ。なんとお金持ちの国かと恐れます。

展示品を見ると、図鑑や鉱物誌の写真やらで
見覚えのある標本が、これでもか、というくらい。
かの John Barlow のコレクションの多くは今この博物館にあります。
(テキサス州は鉱物標本にそれほど恵まれた環境ではないので、
地元ならではの採集品というより、米国中・世界中から逸品を買い集めてきた
という感じの展示になってます)

フランス、シャモニー産 煙水晶上のピンク蛍石
伝説的な1992年のポケットから出た3大標本のうちの一つ。(だったと記憶していますが…)

カリフォルニア、コロラドクオーツ鉱山の自然金の結晶
トレードマークの三角形がはっきり見えます。

自然金のナゲット "AusRox"
2010年4月にオーストラリアのイースタン・ゴールドフィールドに出たもの。
51.28ポンド。

ミシガンの自然銅の結晶

シシリー島の自然硫黄
タールや方解石(あられ石)と共存する典型的な標本
(中には人工結晶が載ったものもあるそうですが…)

タスマニア島の紅鉛鉱 骸晶タイプ

モロッコのバナジン鉛鉱
いつ見ても、この産地の標本は見事よの

ツメブの白鉛鉱
絵に描いたような雪形ないし星形結晶

メシキコ、オハエラのレグランド石
着色したあられ石みたいですが…

メキシコ、ウルアチクのヘマタイト入り水晶
いわゆるイチゴ水晶というやつ

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