No.4 ムンバイ(ボンベイ) その2

 

インド人の7割は、下層階級で住む家もろくにないという。25%の中流層は教育もあって、日本人と同じくらいの生活をしている。そして 5%の上流層は、信じられないくらい豊かだ。
一日 10ルピーの日当で働く日役労働者から、一泊 10,000ルピーの高級ホテルに投宿する企業家。一食 5ルピーの寄付でまかなわれる無料のご飯で飢えをしのぐ人から、一食 3,000ルピーの宮廷料理を食べるグルメまで。その落差に、唖然としてしまう。

街角でよく見かけるのは、富くじ(?)、映画のチケット屋、果物屋、薬屋、キオスク(コンビニみたいなもの)などだが、ここは何だったか…。時々ほんとうに何なのかわからないお店がある。子供たちが風呂敷を広げてガラクタを売っていることもある。見張りの子がいて、警官が近づくとあっという間に風呂敷の四隅を抱えて逃げ出すシーンを見た。そのすばやいこと…。

町中の風景いろいろ。
家族だろうか。坐り込んで通りを眺めている。

差し掛けの小屋に住んでいるらしい。

手前の丸い果物はココナツ。穴を開けて中のココナツ水を飲む。

ムンバイの子供たち。私にはインドは教育の盛んな国だという印象がある。町を歩いているとあちこちでプライベート・スクールを目にするし、バスに乗って通学する制服姿の少年少女たちを見かける。綺麗な色の制服を着ているのに、靴を履いていない子も大勢いて、それが当たリ前みたいなことに、少し驚く。

 

ムンバイ その1  


このページ終り [ホームへ]