No.53 ネルトリンゲン
ドイツ ロマンチック街道(ヴュルツブルク−フュッセン間)の中間あたりにある。
昔のガイドブックには「中世の町の形態が典型的に残っている貴重な町」とある。
町の周囲を綺麗な円形に市壁が囲み、今もそれが保たれているのである。
今日では「進撃の巨人」のモデルの町(高い壁に囲まれた)とか言われて話題だそうな。
なお鉱物愛好家の間では隕石が落下して生じたクレーターの中に
作られた町として知られている。(cf. No.553 モルダバイト)
ネルトリンゲン(ノルトリンゲン)の見取り図。直径 800m ほど。
西門にあたるバルディンガー塔。
町を囲む市壁。内側2階を歩くことが出来て、ぐるりと一周して戻れる。(2.6km)
市壁の内側に引き入れられた小川。町の西側を南北に流れる。
こういうのは珍しいそうだが、ネルトリンゲンは16世紀頃になめし皮産業が
盛んになり、小川に沿ってなめし皮工場地区が造られたのである。
市壁に沿って歩く。町の北側のレプジンガー塔が見える。
町の中心にある聖ゲオルク教会。15世紀後半に建てられた後期ゴチック教会の代表作という。
高さ90mのダニエル塔を中心として市壁が円形に取り巻く。
町中の風景。至ってドイツらしい小奇麗な通りと建物。
てっぺんの鷲がとても気になりました
バルディンガー塔の内側
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