No.58 シュヴァンガウ その2
シュヴァンガウとは白鳥の里の意味だとか。
白鳥伝説の残るその村の上手(山手)に
12世紀に遡る古城シュヴァンシュタイン(白鳥の石城)があった。
1832年、廃墟だったこの城を買ったマクシミリアン2世は
城を改築してホーエンシュバンガウ城とした。
息子のルードヴィヒ2世はここに幼少期を送り、
長じて近くの岩盤の上に新しい城を作った。
それがノイシュヴァンシュタイン城(新シュバンシュタイン城)。
1869年着工、1886年王の死と共に工事を中止。
その後観光施設として手を入れられている
(いつもどこか手入れ中の印象がある)。
峡谷にかかるマリエン橋の上から望むノイシュヴァンシュタン城 撮影スポットです
よくポスターとかパズル絵に使われているのは、別の山の上から望遠で捉えた
城門側の眺め。この写真で言うと城の右側面からのショット。
でも一般の観光客はそのスポットには行けません。(わりと本格的な山登りらしい)
橋の上から見下ろすと深い谷間の川に滝が
城内は撮影禁止
城の中のカフェ (セルフサービス)
アルプ湖、その向こうにオーストリアアルプスの山並み
ホーエンシュヴァンガウ城がまるで山と森と湖の中にあるように見えます
アルプ湖
ホーエンシュバンガウ城
(ここも城内は撮影禁止)
ルートヴィヒ2世はこの城を飾るタペストリの騎士物語に中世の夢想を育んだとか
まあ実際に生活するなら、このくらいの規模のお城が頃合いかもしれない
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