この春の大阪ショーにいった。第２１回。ということは震災から２０年以上経ったことになる（第１回が1995年）。
顔なじみのお店はわずか。なんというか、お互い年輪を重ねました。
「あなたも第１回から来ておられたよねえ…」と業者さんに声をかけられ、ふいとその間の歳月を飛び越え、懐かしい気持ちになる。
だいだいこのサイトにして、もう１６年だもの。今どきの言葉を遣うと、「ありえなくね？」って感じです。

画像はこのショーで持ち帰った水晶。業者さんは「カクタス」(サボテンの意)と称しておられたけど、私はそんな表現に絡めとられたくなくて、もっとじかに石にコンタクトしたい、そんな気がしながら。
情報のない頃、情報は貴重だと思っていました。でも今のように追いかけなくても向こうから入ってくる時代になると、逆にいかに避けるかを考えるようになる。でないと石のふしぎが隠れていく。へんかもしれませんが、「全部分かってる」と言わされたくない。(2015.5.17)