貝殻の隙間を、カルセドニー（玉髄）が埋めたもの。
輪切りにすると、縁日で売ってるキャンデーみたいな渦巻き模様が現れる。
こんな風に貝殻螺旋に沿った模様が出来たのは、多分、重力よりも表面張力の影響が強かったからだろう。
ごくごく小さなミクロの粒子が、気の遠くなるような時間をかけて沈殿したものに違いない。
深海底に降り注ぐマリンスノーのように、音もなく、そっと貝殻の上に積もったカルセドニー。
うむ。ろうまんてぃっくじゃ。