262.レディン石 Reddingite (ブラジル産)

 

 

レディンガイトの八面体結晶 -ブラジル、Jacao鉱山産

同標本の裏面 ウロー石の柱状結晶(ピンク色)

 

レディン石はウロー石と同じく、マンガンの燐酸塩鉱物で、(Mn2+,Fe2+)3(PO4)2・3H2O の組成を持つ。ウロー石より単純そうだが、デーナの新鉱物学(8版)には、産地としてアメリカのメーン州とコネチカット州が記載されているに過ぎず、あるいは珍しい鉱物なのかもしれない。とはいえ両者ともリチオフィル石(〜トリフィル石)の二次変成鉱物であり、原産地ブランチビルには揃って出ているし、写真の標本でも並び合っている。調べるともっといろんな産地で見つかりそうな気もする。日本では例の雪入に出た。
マンガンより鉄分の多いものをフォスフォフェライト(Phosphoferrite)という。これを訳すと燐鉄石で、それならレディン石は燐満石ということになろう。

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