それぞれに個性的なルチルの標本を3点。
上段は金紅石の名にし負う色合いの標本で、かつ均整のとれたV字形双晶。
中段、双晶しやすいルチルの性質を反映した反復双晶。独り、「ぶいぶいるちる」と呼んでいる。
下段(画像2点)は細長い針状のルチルが水晶に入ったもの。陽に翳すと、きらきら金色に輝く。
「ヴィーナスの髪の石」(Venus's
hair stone)、「恋の矢」(Fleches
d'amour/Love arrows)、あるいは「キューピッドの矢」と別称され、ブローチに作ると恋愛成就疑いなしという(?)。
cf. No.57 No.129 No.986
(ブラジル双晶)