No.56 ローテンブルク・オプ・デア・タウバー その1
ドイツ観光といえば「ロマンチック街道」、というのは私の世代の念仏みたいなもので、
中世の面影の残る都市が散りばめられた南北の街道はひとつの憧れなのであった。
タウバー川のほとりのローテンブルクはその白眉で、ドイツ観光旅行のパンフレットを
手にとれば、この町の「プレーンライン」が冒頭を飾っていないことは
今でもありえない、と言っていいくらいのものである(笑)。
町ゆけば、名物菓子のシュネーバル(雪玉)にアイスヴァイン(超甘口ワイン)。
フランケン料理のレストランに、年中開いているクリスマスグッズの玩具店。
広場で演奏されるオーケストラ。観光都市万歳、である。
プレーンライン。
町の南門となるジーバーの塔(左)と、タウバー渓谷に下るコーボルツェラー門(右)とに
挟まれた小さな三角形の地所。「ドイツ中世を伝えるもっとも美しい撮影スポット」とされる。
坂道(シュミードガッセ)を上がってゆけばマルクト広場に出る
振り返る
通り沿いにフランケン料理のレストランが並ぶ
マルクト広場 左は市庁舎 塔の上に展望台がある
広場でオーケストラの演奏
展望台から広場を見下ろす 遠くの塔に沿って市壁がある
北側に聖ヤコブ教会
南に突き出たシュピタール地区。それを取り巻く第三市壁は 1350年に出来たという。
西側 ヘルンガッセの先にブルク門
かつては貴族の住宅地域だったという
聖ヤコブ教会の礼拝堂
14−15世紀のゴチック建築。
市民がお金を出してドイツ騎士修道会が建造した。
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