No.65 サンフランシスコ1

 

カリフォルニアを代表する西海岸の古い町のひとつ。
かつてアメリカへ船旅をしたアジア人の上陸点で、桑港と書いて親しまれた。

町の始まりは 1776年にスペイン人が築いたサンフランシスコ要塞で、
1821年に独立したメキシコの領土となるが、米墨戦争中にアメリカに占領された。
その後、グアダルーペ・イダルゴ条約で正式にアメリカに割譲された。

年間を通じて気温変動の少ない良港だが、当時はまだ住みにくい小さな植民地だったという。
1848年に約1,000人だった人口はゴールドラッシュを受けて、翌年には 25,000人となっていた。
19世紀半ばはアメリカ捕鯨の絶頂期で、東海岸からホーン岬を回って太平洋に
出た捕鯨船団には、北上して北太平洋やカリフォルニアで操業するものも多く、
サンフランシスコは彼らの拠点となっていた。が、金鉱発見のニュースが飛び交うと、
彼らもまた上陸早々船を捨て、シャベルとツルハシを手に内陸に向かった。
(cf. ひま話 ニューベッドフォードの捕鯨博物館

ダウンタウンは太平洋とサンフランシスコ湾に挟まれた半島の北端の丘陵地で
碁盤目状に街路が区画されている。

ユニオン・スクエア。

パウエル通り。長い坂道。交差点の部分だけが水平で、
交差点を外れると四方ともに坂道になっている。

ケーブル・カー。地下を走るケーブルで牽いて引っ張り上げられる。

雪でも降ったらアウトだぎゃ

南に向いて。突き当りがマーケット通りに交差する「パウエル通り」駅。

北を向いて。下り坂の先はサンフランシスコ湾。遠くに金門橋。

東を向いて。ベイ・ブリッジが見える。

北端のフィッシャーマンズ・ワーフあたり。

観光名所のひとつ。ピア39

 

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