ウィーン自然史博物館の標本 (ロシア産の孔雀石)


 

どういうわけか、随分たくさんのウラル産の孔雀石が展示されていました。
一点一点趣きがあって、う〜ん、やっぱり孔雀石はいいよなあ、と改めて唸りました。

巨大なスライス片。 孔雀石の切断面は、こんなふうに空隙だらけなのが普通です。

しかし広い研磨・平滑面が得られると、そのまま美しい宝飾品になります。

孔雀石の表面部分を研磨艶出ししたオブジェ。これはこれで独特の存在感があります。

研磨面に現れるさまざまな年輪模様。濃端部のコントラストが大きいほど見栄えがします。

樹枝状(シダ状)模様を示す研磨面。年輪模様に直交する方向に切ると現れます。

しのぶ石(水酸化マンガン鉱)が現れた孔雀石。 話には聞きますが、実物はなかなか拝めません。

 

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