ドイツの、とある田舎町の鉱物店で、「アウイン! ドイツのサファイヤ」などと仰々しく大書した紙を貼った下に、芥子粒ほどの青い藍方石が入った小石を並べているのを見たとき、流石に食指は動かなかったものの、ドイツの人はきっとこの鉱物が大好きなんだろうなあ、と強く感じた。以来いい標本はないかと探しているうちに、写真の標本に出会った。大切にしている。(1999.3)
cf.No.254 アウイン (産地詳細)