一方このページの標本は傾軸式の付着が高頻度で出現したジャカレー水晶で、私は例によって、「フシギな形だなあ!」と思って愛着している。ひとくちに傾軸式といっても、さまざまな軸線の傾きや柱面の相対回転角があり、こうした事例を多数調べて出現頻度を統計的に議論できるようになれば、きっとなんらかの法則性があぶり出されるに違いないと思う。