386.ラムズデル鉱 Ramsdellite (USA産)

 

 

ramsdellite

ラムズデル鉱(ラムスデル鉱) −USA、アリゾナ州ヤバパイ郡ミステイク鉱山産

 

敗者復活戦…というほどでもないけど、ラムズデル(ラムスデル)鉱の標本。アメリカの鉱物学者ルイス・ステファン・ラムズデル(1895―1975)に因む。

No217で紹介した寝姿山の轟石が、ラムスデル鉱だと指摘されて久しい。実はアップした翌日にはもう指摘されていたのダ。どうして分かるの?と言いたいが、骨董品と同じで、分かる人には分かるのだから仕方ありません。

上の標本は、ハーバード自然史博物館(HNHM)に同じ産地の同じような産状の標本が展示されているのを確認したので、ラムズデル鉱に間違いないと思います。

補記:ラムズデル鉱の説明は No.217に。

補記2:産地のミステイク鉱山は、ウィッケンバーグの北方10キロにある小さなマンガン鉱区。安山岩質の岩体の断層破砕帯に二酸化マンガンを主成分とする鉱物が詰まっており、これを掘る。ラムズデル鉱の美晶を産することで知られ、1960年にすでに標本が出回っていたという。80年代にホランド鉱の名で多量に出回ったが、今日では本鉱とされている。90年代から2000年代にも良晶が出て、ツーソンショーに賑わいを添えた。

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