No.72 イゾラ・ペスカトーリ(漁師島) (ストレーザ4)
イゾラ・ペスカトーリはボッロメオ諸島のうち
もっとも北寄りにある島で、長さ350m、幅100m。
もともと漁師の住む村で、1970年代には200人ほどの
住人がいたが、今日では20人程度に減り、
通年居住しているのは 1人だけだという。
夏のシーズンの観光客をめあてに
レストラン、土産物店、民芸品店が櫛比して
昼間の人口はそれなりに多い。
また伝統的な漁業も行われて、
レストランに卸している。
西側の岸辺。
この島は現在はボッロメア家の所有ではないそう。
東側の岸辺。
島の周囲をプロムナードが巻いている。
この高さあたりまでは冠水することも多いらしい。
細長い島の背骨をなす隆起部に
家屋がひしめいている。
いずれも観光客めあてのお店。
絵になる島です。
幅の狭い島なので、背骨の隆起を上ると
すぐ向こうに短い下り道と湖面が見える。
人が住んでそうにも見えるが、
たいてい本土の人が働いているらしい。
狭い小路にあふれる観光客
聖ビットーレ教会。
まつられた聖像の中にはボッロメオ家の聖人もあるそう。
島の西南側。
3島巡りの遊覧ボート。ほぼ一日で回る。
バベノの採石場が、あんなに近い。
長石の「バベノ式双晶」で鉱物愛好家に耳馴染。
ピンク色の花崗岩(ローザ・バベノ)を
産することで古くから有名。
パスタ。ペスカトーレ(漁師風)。
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