No.72 ストレーザ (北イタリア) 

 

ストレーザは北イタリアの湖水地方、マッジョーレ湖畔の町。
ミラノから約65km、電車で一時間ほどの距離にある。
スイス国境に近く、シンプロン峠に通じる交通路に沿う。
気候が穏やかで、昔から景勝の地として知られる。
19世紀末から20世紀初にかけて上流社会の
社交場として賑わった。
カレー/パリからコンスタンチノープル(イスタンブール)
間を結んだオリエント急行に、イタリア経由の
シンプロン線(1919-1962)があって、
乗客はストレーザで一泊することになっていたという。
作家ヘミングウェイもこの町を愛したらしい。
現在も高級リゾート地であり、ボッロメオ諸島を
巡る観光遊覧船の乗降拠点。

 鉄道駅を降りたところ。小高い丘になっている。

階段を降り、坂を下れば湖岸に出る。

表に向けて 神祀る

時代がかった広壮なヴィラが並ぶ通り

上流社会の人々は今でも優雅な夢を見ているのだろう

マッジョーレ湖。南北 65km の縦長の湖。
氷河の浸食によって出来たという。
その昔、イタリアに遊んだゲーテが熱を上げた
「ミラノから来たひと」の故郷はマッジョーレ湖の畔といい、
「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」において
主人公はミニヨンゆかりの地を巡って
湖の島に浄福のひとときを過ごす。
cf. ひま話「君よ知るや南の国

 湖畔の高級ホテル

 ゆったりした時間の流れる保養地

 

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