46.トパーズ  Topaz   (パキスタン産)

 

 

トパーズ −パキスタン、カトラン産

紫トパーズ -ブラジル、ミナス・ジェライス州オウロ・プレト産
本来はこのタイプの色を「インペリアル」というのかもしれない

 

トパーズは和名を「黄玉」という。けれども、トパーズには、無色透明に始まって、黄色(黄玉という名前の由来)、淡い水色、オレンジ色、ピンク色(写真上)、桜んぼ色、紫色(写真下)など、さまざまな色合いのものがある。

どれもいいが、私はことにピンク色が好きだ。

紫色のトパーズは、ブラジルに産し、特定のペグマタイトだけに出るそうだが、なんでも、そこを掘るのが、数年に一度の間隔で、その周期にあわせて、標本が市場に現われるという。最近は微小ながら水晶の上に結晶が散らばった逸品が出て話題をさらった。(2008年末に発見、翌年のツーソンに出た)

cf.イギリス自然史博物館の標本(シベリア、サナルカ川産の紫トパーズ)

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